
「百合の木」について。
お気に入りの公園の高台に百合の木があります。
手のひらのような大きな葉は、
陽射しがある日は葉の重なりでできた見事な色の重なりを見せてくれるし、
冬が近づく頃には黄色く色ついて落葉し、足元を楽しませてくれるのです。
特に初夏の姿が好きで、風が吹くと大きな葉がぶつかり合って
カサコソ・カサコソ。
その音が涼しげで良い感じなのです。
花はまだ見たことがないのですが、私の推しは「葉」です。
絵の大きさはA4サイズより少し大きいくらいで
実際の葉よりずっと小さいのですが、
作品が窓となり、見てくださる方へ百合の木が奏でる初夏の風が吹き抜けたら〜。なんて思います。